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<<   作成日時 : 2018/04/09 21:40   >>

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先日多摩川で入水自殺を遂げた西邊 邁、誠に惜しい人材を亡くした。彼の遺稿の一つに「保守の遺言」があり、時々ゆっくりと味わって読み進めている。何しろ哲学的で、且つ英語は勿論、ドイツ語やギリシャ語、フランス語等々が散りばめられており、私にとっては少々難解な書物であるから、そうスイスイとは行かないのである。しかし、その内容は分からないながらも大事なものがある様に思えて、諦めずにボチボチ読んでいるのである。その中に、彼の祖国愛について綴った個所があり、これを見ると彼がかつて東大の講堂に籠ってゲバ棒を振り回していたとはとても想像できない気がしている。やはり彼は素晴らしい保守の日本人であったのだと思わざるを得ない、70数歳で逝ってしまわずにもっと活躍して欲しい人物であったに違いない。当然だが彼の主張の全てに共鳴する訳ではないが、大筋で納得できるものであると思う。以下にその一部を掲載しておこう。

パトリ(父祖)の領土と文化の中に生まれかつ死ぬ者として、僕にはパトリオティズム(愛国心というよりも祖国愛)がいわばアモール・ファティ(宿命愛)としてあると認めるのほかはない。だがそれは僕を取り囲む自然や習慣が美しいから、というのとは異なる。たとえそれらを醜くおもうことがあったとしても、そこに自分の人生なるものを享けて来たのみならず、自分らの子孫をそこに誕生させた、という自覚から生じるものに過ぎない。その意味において僕の国防心は自分の人生に対する防衛心と大きく重なっていると認めざるを得ない。・・・p.44より引用

日本人としてのアイデンティティを大事にした人である。

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