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zoom RSS 9月の虫

<<   作成日時 : 2017/09/05 19:34   >>

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季節は変わり9月、あの暑かった日もかなり威力が衰えた。やや涼しさが感じられるようになると、庭の草むらから虫たちの声が聞こえて来る。狭いながらも草木が元気よく伸び放題の我が家の庭、キリギリスやコウロギ、カマキリなどが時々顔を出す。その傍らを、トカゲの子供たちもサツキの枝の上を走り回っている。この季節に相応しい句を2つばかり記しておこう。

おもざしは馬に似ているキリギリス     柳多留
カマキリの虚空を睨む残暑哉        北枝

キリギリスにはちょこんと跳ね上がった眉、笑みを含む小さな目と対照的な鼻の下に愛らしい唇がある。人気の女形を描く写楽の浮世絵。男が女に扮しているというより、馬が人間に化けているようにも見える。カマキリの三角形の顔の2点が大きな複眼。じっと残暑に耐えながら虚空のどこかを睨みつけている。どちらも愛嬌のある顔立ちである。もう少しすると、床下からコウロギの優しい音色が聞こえて来る。初秋の季節は、夏と秋が入り混じっているが、虫の世界は聞く者に心の安らぎをもたらす。カエルの合唱よりは風情があって心地よい。焼き焦がれるような暑さともそろそろお別れである。やって来る良き季節に、台風や風水害、地震等の気候変動に見舞われないようにお願いしたいものである。

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