四川省大地震
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作成日時 : 2008/05/14 10:26
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2日前に発生した、中国四川省を中心とする大地震は死者12000人を超え、まだ9400人以上が生き埋めになっている、負傷者は3万人にもなるという。これからの救援活動が進むと、もっと大きな被害になることが予想される。北京五輪を3ヵ月後に控えた中国政府は、チベット問題と今回の地震災害とに見舞われ大変であろうと推察する。対応を誤ると、五輪中止にも発展しかねない出来事である。家屋の多くは耐震構造でなかった、中には役人や業者の手抜きで強度不足の建物もあるという。政治向きの話はさておき、今回の地震を引き起こした断層について、長さ200〜250kmにわたる断層が2段階に分けて動いたとする分析結果が筑波大学から発表された。先ず長さ約100km、幅約30kmの断層が最大で7mズレ、続いてその北東側で長さ150km、幅約30kmの断層が4mズレた。日本の阪神大震災を起こした断層は長さ約40kmであるから、今回はその6倍強にはる。マグニチュードは7.8である。日本では考えられない規模の地震であり、驚きである。地震、洪水、台風、トルネードー、サイクロンなど、このところ大きな災害が世界各地を襲っている。天災とは言え、防災の観点から各地の対応を見てみると十分ではないように思うのであるが、このような災害が何時やってくるかということが分からないから対策も心の準備もできぬまま災害に出会ってしまったのが現実であろう。分かっておれば、何らかの手の打ちようがあった?かも知れない。いや、分かっていても目先の生活に精一杯で災害対策などには手が廻らない、かも知れない。日本でも大きな地震が近い将来に発生すると発表されているのも係わらず、防災対策はあまりなされていない。地震などの災害では、発生してから72時間が生きるか死ぬかの分かれ目といわれている。72時間以内に行政の援助などは到底行き届かない、この間に自助、共助で地域の住民による相互の救助活動の適否が被害の大小を大きく左右する。北九州市の防災活動を探ってみると、自主防災活動も殆ど機能しておらず、住民の意識も低い。第一、行政自体があまり熱心ではないから、各町内会や地域の共同体の意識も低いのかも知れない。「災害は忘れた頃にやって来る」のではなく、「災害は忘れぬ内にやって来る」のである。行政、市民、地域の活動団体は今回の中国の大地震を他山の石として、心積もりをしておかねばならないのではないかと、また防災活動の活性化を図らねばならないのではないかと、防災士の一人として思う。
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